SENIOR
INTERVIEW
先輩紹介

INTERVIEW04

頻発する豪雨災害から、
人々の安全な暮らしを守りたい。

自然災害の不安なく、安心して暮らせる社会を創り上げていくために。自分の能力を最大限に生かして、防災の最前線の調査・設計に携わる。

2019年入社
大日本ダイヤコンサルタント株式会社
関東支社
技術第4部砂防保全室
東京海洋大学大学院
海洋科学技術研究科 海洋資源環境学専攻
砂防分野に関わる業務に、協力会社と連携して対応
主に、地質や砂防分野に関わる業務を行っています。現在は、地すべり防止施設の点検及び長寿命化計画策定業務や、山腹崩壊による災害の防止を目的とした実態調査や砂防施設の調査・設計をしています。
自分で現地に行き踏査するだけでなく、協力会社の方にも調査をお願いしながら業務を進めることもあります。初めの頃は現場作業中に手間取ることや、作業指示を分かりやすく伝えられず迷惑をかけることがありました。何度も失敗を経験する中で、事前準備でどこまで進めたら効率よく作業ができるか、相手が理解できる指示の伝え方などが少しずつ分かってきたと思います。
激甚化する自然災害に立ち向かい、社会の安心を支えたい
台風や豪雨によって斜面崩壊が発生した現場で携わった業務が印象に残っています。
豪雨により被災した民家がある裏山の崩壊斜面の調査では、崩壊した土砂がまだ撤去しきれておらず、建設機械による土砂の撤去が行われていました。一刻も早い復旧のため、被害状況を素早く把握しようとドローンを飛ばして確認を行うなど、スピーディーな対応が求められる現場でした。近年こうした豪雨災害が頻発していますが、日々自らの専門性を高め、安心できる社会を作ることに少しでも貢献できたらと思っています。
職場の雰囲気や人間関係、女性技術者としての思い
真面目で実直な方が多い職場だと感じます。また、担当者として業務を進める中で分からないことがあっても、上司に相談がしやすい環境です。職場には豊富な知識と経験、高い技術力を持った方ばかりで、まだまだ自身の未熟さを痛感しています。上司の指導を受けながら業務を進める中で、一つ一つ着実に知識と技術を自分のものにしていきたいと思います。社会と人々の安全と安心に貢献できるような技術者を目標に、日々励んでいこうと思います。
休日は家でゆっくり過ごすことが多いです。また、美味しいカフェ等を調べて、気分転換に食事に出かけることも多いですね。カフェで食事をしながらゆっくり過ごすと、心身ともに満たされるので、いいリフレッシュになっています。
また、よく聞かれるのですが、土木に携わる上で「女性」であることを意識することは、実はほとんどありません。もちろん男性と運動能力面など違いはありますが、個人差と捉えて、チーム内でお互いに得意なこと・苦手なことをフォローしあいながら仕事を進めています。誰でも気負うことなく、この仕事にチャレンジしてほしいですね。